嫌なことがあっても24時間程度で忘れるこの私。

あのことは未だに尾を引いている。

「面白くないんだよ」

まさかこの一言がこれほど威力があったなんて。

確かにそれほど面白くないし、

あの学校の教え方に反する内容だった。

それでも先生がそれを言っちゃだめだろ。

他の先生でどんな作品に対しても「面白くない」

なんて言った人は見たことない。

そしてあの人(先生というのも嫌）は他の生徒のアリキタリ、無個性作品に対しては

オブラートに包んだ意見を述べていた。

「～かな」「～と思う」曖昧語尾ばかり。

でもフワフワした具体的な意見じゃないから

全くためにならない。

てゆうか・・・

この人指導者向きじゃない。

なんかもう行く気なくすし

発表する気にもならん。

近い内にクラス変えよう。

嫌われてるみたいやし、

ぶっちゃけ生徒とも仲良くなりたくない。

向上心ないし、レベルの低いもの書いて

そのネタにしがみついてる奴ら。

周りが見えてない。

かつては自分もそうだった。

共感しやすく、感情移入し易く、

そう考えていくうちに

ありきたりなキャラクターやものがたり

になっていた。

東京に来て沢山の表現と出会った。

「ありえないから面白い」

っていうことも知った。

自分の書きたいものを書く。

それを伝える技術を身につけ、

表現力をつける。

それが私の目標。